MaxDiff + ACBC(Adaptive Choice-Based Conjoint Summed Price)デモ
20属性以上もの要素がある場合に個人ごとに重要なものに絞り込みながらコンジョイントを実施するMaxDiff+ACBC連動型コンジョイント

自動車の装備品、オプションパーツの価格価値に関するアンケート例
自動車や二輪車のオプションパーツや装備品類、あるいは携帯電話の基本サービスやオプションサービス等の価格価値を測定する場合、そのパーツ類やサービス種類の多さからコンジョイント等の有効な手法が使えず、事実上、その測定は非常に困難なものでした。

例えば、自動車や二輪車のオプション、携帯電話のオプションサービス等はすぐに20種類以上に渡ってしまいます。

今回ご紹介する方法は、MaxDiff法ACBC(Adaptive Choice-Based Conjoint)と呼ばれる2つの手法の動的な組み合わせによりこの多数に渡るオプションを一度に、かつ正確に測定していくものです。

MaxDiffは多数の項目の優先度を正確に測定します。そしてそのMaxDiffで上位10位等に選ばれた項目情報を回答者ごとに動的にACBCへ引き渡します。つまり各回答者にとって関連性が高いものだけを抽出します。

ACBCは最新のコンジョイント手法であり、MaxDiffにより選び抜かれた各回答者にとって重要なオプション品の魅力度と金額をトレードオフさせます。

このACBCでは「Summed Price Approach」(金額合算法)によるトレードオフ分析が行われます。
通常のコンジョイントと異なり、呈示されるパーツ類やオプション群の金額の総和にゆらぎ(130%~70%程度の幅)を与えた金額を都度呈示します。要するに「安いパーツ類ばかりなのに、金額は高い」とか「高いパーツがたくさん呈示されているのに、異常に金額が安い」等の矛盾や無駄を排します。よって極めて現実的なチョイスをモデリングしている訳です。

では、以下のデモをご覧ください。※デモのため質問数を大幅に絞っています。

このデモでは以下の19の自動車のオプションパーツについてMaxDiffを行い、対象者個人ごとにtop10を選出してACBCへ属性として引き渡します。
  1. 全方位周囲ビューモニター
  2. 純正ナビ
  3. SRS前席カーテンエアバッグ
  4. LEDヘッドライト
  5. LEDフォグライト
  6. ドライブレコーダー
  7. イモビライザー(盗難防止)
  8. リバース連動ドアミラー
  9. バック超音波障害物センサー
  10. LEDデイライト
  11. UVカットガラス
  12. クルーズコントロール
  13. コーナリング連動ライト
  14. 空清機能付きエアコン
  15. ハンズフリー・ドアオープン
  16. スピーカーシステム(8個)
  17. フロントウィンドウ熱線ヒーター
  18. 運転席シートヒーター
  19. シート表示材質(本革)

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